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文化的な生活
排水の仕組み

世界で最初の下水は約4,000年前インドやメソポタミアに始まったといわれています。
日本では弥生時代の遺跡にその跡が見られます。
近世になって大都市の発達に伴って人口が密集しその衛生管理が問題になりました。
各戸のし尿は道路に投棄され、それが水源を汚染することが原因と考えられるコレラの大発生などが契機になりイギリスを最初に後欧米各国で近代的な下水が整備され各戸の排水や汚水が処理されるようになりました。
世界各国もこれにならい現在にいたっています。
日本では神田下水が最初です。
現在の下水処理は微生物の働きを利用するのが基本原理ですがその歴史は意外に浅く大正年間です。
下水は各戸から排水や汚水を下水管で処理場に導き浄化するものですが、初期のものは汚水だけでなく雨水も一緒に処理していました。
大雨が降った場合、限界を超えるとし尿交じりの水を河川に放流せざるを得ないため環境維持上問題です。
そこで新しく作られるシステムでは雨水は専用の雨水管を設けて直接河川に放流するようになっています。
また洪水予防のため大規模な地下タンクを設けることも行われています。
さてもし下水が利用できない場合はどうでしょう。
一番原始的なのはし尿を桶に集めくみ取りで処理する方法です。
少数派になりつつはありますがいまだにこのようなケースもあります。
し尿だけを浄化槽で処理するのを単独浄化槽といいます。
し尿だけでなく台所、風呂、洗面所などの生活雑排水を合わせて処理するのを合併浄化槽といいます。
下水のないところではまだこの方法で排水や汚水が処理されています。
下水のないところに下水が施設された場合にはその使用が義務づけられています。
また負担の公平を期する意味から利用可能な土地の利用者は負担金を納めることが求められます。
各戸から下水に流すには公共下水枡というものを通じて行います。
新しく下水に接続する場合、雨水管が配置されていれば雨水は下水管へ流すことは認められていません。